「Wordpressでブログは作ったし、カテゴリ分けもしたんだけど、タグは使ってないな…タグをうまく使ってブログに人を集めたい!」という方へ。初心者を抜け出したばかりの管理人ですが有名なアドセンスの教科書(のんくら本)を参考にしたタグの使い方の実験・提案の一つをお見せします。
「のんくら本を勉強するシリーズ」記事も参考になるかもしれません。
目次(クリックでジャンプ)
ツリー型の欠点
こんにちは。管理人のそうちゃです。
「アドセンスの教科書(のんくら本)」のすすめるサイト構造(ハイブリッド構造)を参考に、サイトの構造を意識的に作り込みはじめました。
通常のツリー型構造はこんな感じですね。
見た目はカッコよくて大好きなんですが、頑張ってカテゴリ分けをするとかえって不都合な事が主に2つあります。
❶階層が深くなってトップからの距離が遠くなると来訪者がたどり着きづらい
❷複数の分類にまたがる記事が出てきて分類に困る。
この欠点を克服するためにタグを活用します。
まず階層を浅く単純にするためカテゴリー分けはザックリとした分類一層のみにします。そうすると記事はみな三層目なのでトップから最大でも2クリックでたどり着けるはず。
また、カテゴリ分け以上の中分類や小分類をタグでおこないます。そうすれば複数の分類にまたがる場合にも簡単に対応できます。
例えば、「書評」カテゴリの中で「A本」の書評には「A本」というタグをつけ、「『A本』と『B本』の比較」という記事には「A本」「B本」2つのタグを付けるといった具合です。
まとめにタグを使う
さらに、カテゴリ分類とは別の観点からの分類(カテゴリを横切る分類)にもタグを使うことにします。
例えば、書評カテゴリ内のアドセンスの貼り方に関する記事と、「HTML/CSS」カテゴリ内のアドセンスの貼り方に関する記事は、「アドセンスの貼り方」という共通のタグを付けられますね。
しかし、そうやってタグをつけていくと際限が無くなりかえってタグを見なくなってしまう恐れもあります。
そこで、「シリーズ」として読んでほしい記事のカタマリが見えたらタグでまとめるというのが良いと思いました(これが「のんくら本」で得たアイデアです)。
先程の例では、書評の記事にアドセンスの貼り方があっても律儀に「アドセンスのタグ」を貼ったりせずに、アドセンスの貼り方に関するHTML/CSSの記事ができて合わせて「アドセンスの貼り方」シリーズ記事として読んでほしくなった場合に初めて「アドセンスの貼り方」というタグを2つの記事に貼ります。
タグページの活用
こうしてタグを付けていくと、WordPressは自動的に「タグページ」を作ってタグが付けられた記事へのリンクを張ってくれます。
このタグページをまとめ記事としてキチンと作り込み、検索で上位表示されるのを目指します。
現在使用している「Cocoon」はカテゴリページやタグページに独自の内容をリッチに追加できるので安心です。
ただ、初期設定ではタグページに「noindex」が設定されていて検索結果に乗らないので、「Cocoon設定」「SEO」タブの「headタグ設定」で「タグページをnoindexとする」のチェックを外しておく必要があります。
タグページができたら、トップページかカテゴリページ(またはその両方)からリンクを貼れば、トップページに来てくださった来訪者が見てくれるかもしれません。
当ブログのトップページでは「特集」とか「注目シリーズ」などと銘打って大型のボタンでリンクを張っています。
トップページの作り方については当ブログの「トップページをサイト型にする」や「大型のボタンの作り方」が参考になるかもしれません。
次は
タグの使い方に習熟していきます。
経過観察と追記
実際にやってみて気づいた事を記録していきます。
2019/6/18
・Cocoonは個別のページの訪問者数をカウント&表示してくれる機能がついているが、カテゴリページとタグページにはこの機能が無く、訪問者数は表示されない。残念
2019/7/25
・Cocoonではタグページやカテゴリページを作り込めますが、やはり投稿記事や固定ページと同様にはいかない(ビジュアル編集に制限がある、アクセス表示ができない)のが不便に感じてきました。
そこで、投稿記事か固定ページで「まとめページ」を作っておいて、タグページやカテゴリページからリダイレクトさせてみました。
くわしくは別記事「カテゴリページ・タグページをまとめ記事にリダイレクトさせる」にて。